「ちゃんと火災保険に入ってるから大丈夫」…本当にそうですか?
実は、いざという時に「補償されなかった」というケースが意外と多いのです。今回は火災保険でありがちな“出ないパターン”をわかりやすく紹介し、損しないための対策もお届けします。
火災保険が出ない主な理由
1. 補償範囲外の災害だった
火災保険と聞くと「なんでもカバーしてくれそう」と思いがちですが、実は水災・地震・落雷などはプランによって補償外の場合があります。
📝豆知識:地震保険は火災保険とセット契約が基本。単体では入れません。
2. 免責金額に届かなかった
保険には「自己負担額=免責金額」が設定されています。例えば、免責5万円の契約で被害額が3万円だった場合、保険金は支払われません。
3. 書類不備・写真不足
被害の証拠(写真・見積書など)がないと、審査で却下されることも。
特に経年劣化や自然破損との区別がつかないケースでは慎重に扱われます。
よくある勘違いに注意
- 「火災保険=地震にも対応してる」 → ❌ 対応していないことが多い
- 「家財道具も自動で守られている」 → ❌ 家財は別途契約が必要なケースあり
- 「新築だから安心」 → ❌ 被害額が想定より高くなるケースも
補償されると思っていたのに出なかった実例
主婦のAさん(40代)は台風で窓ガラスが割れた際、火災保険を申請したところ「風災補償が未加入」だったことが判明。
補償対象と思い込んでいて実費負担となりました。
損しないために今すぐできる3つのこと
- 保険証券を確認し、補償内容をチェック
- 被害が起きたらまず写真を撮る
- 保険会社への連絡は「見積もり前」に
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まとめ
火災保険は“入っていれば安心”ではなく、“内容を理解しておく”ことが大切です。
保険は万が一の備えだからこそ、「使える状態」にしておくことが家計を守る第一歩。
あなたの火災保険、ちゃんと機能しますか?
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