ある朝、子どもが遊んでいたボールが窓ガラスに直撃。
バシンッ!と音を立てて、ガラスにひびが入りました。
「これって…保険で直せるの?」
そんなときに思い出したのが、先日書いたこちらの記事:
火災保険って、火事だけじゃないの?
火災保険と聞くと「火事が起きたときのための保険」というイメージが強いですが、実はそれだけではありません。
補償範囲には「風災」「水災」「破損・汚損」など、火事以外の日常的なトラブルもカバーしている場合があるのです。
これは、知らないと損をする典型的なケース。
自宅の窓ガラスが割れたときにも、火災保険の対象となることがあるのです。
窓ガラス破損が補償されるケースとは
火災保険で補償される可能性のある事例:
- 強風や台風で物が飛んできてガラスが割れた
- 隣家からの飛来物による破損
- 他人の過失(通行人が石を蹴ってしまった等)
- 子どもの不注意による破損(契約内容による)
意外に思われるかもしれませんが、突発的な事故は「偶発的損害」として認められるケースが多くあります。
🧠豆知識:ガラスの種類で保険の対象外になることも
防犯ガラスや特殊加工された窓ガラスは、補償対象外になることがあります。
契約時に「対象建材」までチェックしておくと安心です。
補償されないケースもあるので注意
逆に、火災保険では補償されない代表的なケースもあります。
- 経年劣化や老朽化が原因
- 自分で誤って壊してしまった(故意や重大な過失)
- 契約に「破損・汚損特約」がついていない
特約の有無は保険会社によって異なるため、契約書や約款のチェックが必要です。
申請の流れとポイント
火災保険の申請は、いくつかのステップを踏んで行います。
- 被害状況の写真を撮影
- 修理前に保険会社または代理店に連絡
- 修理業者から見積書をもらう
- 申請書類に記入し、必要書類を添付
見積書や破損前後の写真があるとスムーズです。
また、自分で申請が不安な場合は専門業者のサポートを利用するのも選択肢です。
🧠派生知識:共済保険は対象外?
火災保険と似た「共済」は、組合によって適用基準が異なります。
共済を利用している方は、まずは組合に確認を。
保険申請はプロに任せてOK?
「これって本当に申請しても大丈夫?」「手続きが面倒…」という声も多いです。
そんなときは、火災保険申請サポートの無料相談を使ってみるのも有効です。
まとめ|「割れたガラス」でも保険が使える時代
「火災保険=火事」ではなく、今や「日常のトラブル補償」へと変化しています。
知らなければ自己負担、知っていれば保険でカバー。
この差は大きいですよね。
窓ガラスが割れたら、まずは「保険証券」と「写真」を用意して、
冷静に確認してみてください。
そして次は、水漏れやドアの破損についても解説予定です!
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