「もらい事故」だけじゃない。飛び石・いたずら・台風など、思わぬトラブルでも補償されることがあります。対象外になりやすい落とし穴も合わせて解説します。
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事故以外でも使える?まず押さえるポイント
- どの補償(車両・対物・人身)でカバーされるかが鍵。
- 「免責金額(自己負担)」で保険料と実費のバランスを取る。
- 契約前に対象外条件(故意・重大な過失・違法改造 等)を必ず確認。
補償される“意外な”ケース例
ケース | 主に該当する補償 | チェックポイント |
---|---|---|
飛び石でフロントガラスひび | 車両保険(一般/エコノミー) | 免責金額と修理費の比較。等級・割増影響も確認。 |
駐車中のいたずら・当て逃げ | 車両保険(一般型だと幅広く対象) | 警察届出(被害届)が必要な場合あり。ドラレコ映像は有力。 |
台風・洪水・竜巻・落雷 | 車両保険(自然災害) | 冠水走行は対象外になることも。鍵位置や駐車場所の証跡。 |
動物と接触(鹿・イノシシ等) | 車両保険 | 夜間山道はドラレコ推奨。修理見積と写真で状況整理。 |
鍵紛失・盗難による損害 | 特約・車両保険の約款による | 盗難は警察届出必須。鍵交換は対象外のことも。 |
子ども・ペットが車内を破損 | 車両保険(偶然な破損) | 故意は対象外。シート汚損は適用外の例もあるため約款確認。 |
※保険会社・商品により取り扱いが異なります。必ずご自身の約款・特約条件をご確認ください。
注意:対象外になりやすいケース
- 飲酒運転・無免許運転・危険運転などの重大な過失や違法行為
- 故意による損害、計画的な虚偽申請
- 約款で除外される損害(競技使用・違法改造 など)
- 冠水路への突入など危険予見可能性が高い行為
“使えるケース”を踏まえて、補償と免責を最適化


申請の流れ(はじめてでも迷わない)
- 安全確保・二次被害防止(路肩退避・通報)
- 証拠確保:現場写真・ドラレコ・日時・場所・相手の情報
- 警察へ届出(被害届/事故証明)
- 保険会社へ連絡(契約番号・状況・修理見積の取り寄せ)
- 修理・支払い・書類提出(免責額の支払い有無を確認)
まとめ|「事故だけじゃない」を知ると補償設計が変わる
飛び石やいたずら、自然災害など、車両保険の守備範囲を知っておくと、免責設定や特約の取捨選択が現実的に。ムダを省きつつ、必要な場面では使える設計にしましょう。
数分の比較で、補償も保険料も“ちょうどよく”。


著者:野田商店
🚗 自動車保険シリーズ記事まとめ(第1~5本)
第1本|自動車保険の基本
初心者が知るべき5つのポイント
第2本|30代・40代のおすすめ
安心と節約を両立する選び方
第3本|自動車保険で節約する方法
知らなきゃ損する5つのテクニック
第4本|補償される意外なケース
事故以外でも使える?
第5本|台風・風災と自動車保険
自然災害に備える注意点
👉 順番に読むと「基礎 → 年代別 → 節約 → 実例 → 台風対策」と体系的に理解できます。
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