DIYエアコン掃除の限界とプロに任せるべき理由|費用相場・失敗リスク・賢い選び方

エアコンクリーニング くらしと制度

「市販スプレーで掃除しても、ニオイが戻る/冷えが変わらない…」そんな経験ありませんか?
筆者(野田商店)も同じでした。実体験から、DIYでできること/できないことを整理し、プロ依頼の判断基準と費用感をまとめます。

  1. 実体験:スプレー掃除でもニオイが戻る理由
  2. DIYでできること(安全・効果の出やすい範囲)
  3. DIYの限界と失敗リスク
  4. DIY vs プロ 徹底比較
  5. プロ依頼の費用相場と注意点
  6. 依頼の判断基準チェックリスト
  7. 関連記事(内部リンク)
  8. よくある質問
  9. まとめ

実体験:スプレー掃除でもニオイが戻る理由

筆者も市販のスプレーで何度か掃除しましたが、数日〜数週間でカビ臭さが復活。理由は簡単で、汚れの本丸(熱交換器・送風ファンの奥)に届かないからです。さらに、洗浄水が内部に残ってしまうとかえってカビの温床にもなります。

DIYでできること(安全・効果の出やすい範囲)

  • フィルター清掃(2〜4週間に1回):掃除機→水洗い→十分乾燥。
  • 前面パネル・外装の拭き取り:中性洗剤を薄めて拭き、最後は乾拭き。
  • 簡易スプレーでの表面洗浄:やり過ぎず、養生はしっかり。

この範囲ならコスパ良く清潔を維持できます。問題は「内部のファン周り」で、ここがDIYの壁です。

DIYの限界と失敗リスク

  • 感電・漏電リスク:分解清掃は電装部に触れるため危険。
  • 水残り→再カビ化:洗浄水の乾燥不十分でニオイが戻る。
  • 水垂れ→壁紙や床の汚損:養生が不十分だと二次被害。
  • 破損時の自己責任:DIY故障はメーカー保証や保険の対象外がほとんど。

筆者も壁紙を濡らしかけたことがあり、以降は内部洗浄をプロに一本化しました。

DIY vs プロ 徹底比較

項目DIYプロ(分解洗浄)
仕上がり表面中心で短期的に改善熱交換器・送風ファンまで徹底。ニオイ・風量が別物
安全性養生・漏電対策が難しい専用機材+手順で安全性が高い
コスト低(数百〜数千円)中(1台 8,000〜15,000円目安)
持続性短い(ニオイ戻りやすい)長い(カビ再発しにくい)

プロ依頼の費用相場と注意点

  • 家庭用壁掛け:1台 8,000〜12,000円
  • お掃除機能付き:1台 12,000〜18,000円
  • 複数台割引:2台目以降は -1,000円〜など割安あり

注意点:料金の内訳(出張費・高圧洗浄・防カビコート)を事前確認。駐車場料金の扱いもチェック。

依頼の判断基準チェックリスト

  • スプレー掃除後、すぐニオイが戻る
  • 冷え・風量が体感で弱い
  • 設置から2年以上プロ洗浄していない
  • 小さなお子さん・アレルギー体質の家族がいる
  • お掃除機能付きで複雑な構造

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関連記事(内部リンク)

よくある質問

Q. DIY用スプレーで十分にキレイになりますか?

A. 表面は一時的に改善しますが、内部のファン・熱交換器の汚れまでは十分に落ちません。ニオイ戻りの原因になります。

Q. お掃除機能付きはDIYでも大丈夫?

A. 構造が複雑なため、分解や水洗いは非推奨。プロに依頼するのが安全です。

Q. プロに頼む頻度の目安は?

A. 使用環境にもよりますが、1〜2年に一度の分解洗浄がおすすめです。ペットや喫煙環境では短め推奨。

まとめ

DIYはフィルター・外装の清掃に限れば効果がありますが、内部洗浄はプロ一択
筆者もDIYで限界を感じ、プロの分解洗浄でニオイ・風量が見違えました。
安全・仕上がり・持続性を考えると、定期的なプロ依頼が最もコスパ良しです。

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