突然の水漏れ・詰まり・破裂…。焦る前にまずやることと、自分でできる応急処置、プロへ頼む判断基準、費用の目安、火災保険のポイントをまとめました。
突然訪れますので、事前に確認しておいてください。

- よくある水道トラブル
- まずやる応急処置(60秒)
- 自分で直す?プロに頼む?判断基準
- 修理費用の目安と相見積もりのコツ
- 信頼できる業者の選び方(悪質回避)
- 水漏れと火災保険の関係
- よくある質問
- 関連記事(内部リンク)
- まとめ
よくある水道トラブル
- トイレの詰まり:異物や紙の流し過ぎ。軽症ならラバーカップで改善。
- キッチン排水の詰まり:油カス・食べカスが原因。薬剤で一時的に流れても再発しやすい。
- 洗面台・シンク下の水漏れ:ナットの緩み/パッキン劣化/排水ホースの亀裂。
- 屋外蛇口・給水配管の破損:寒波・経年・衝撃で破裂。放置すると水道代が高額に。
- 天井・壁内からの漏水:建物内部の配管トラブル。DIYは危険で二次被害が拡大。
まずやる応急処置(60秒)
- 元栓を閉める:戸建はメーターボックス、集合住宅は玄関横PS内が一般的。
- 止水栓を閉める:トイレ・洗面・キッチンなど個別止水があれば併用。
- 漏水箇所を養生:タオルやバケツで受け、コンセント付近はブレーカーを落とす。
- 写真・動画で記録:原因・広がり・時刻・天候をメモ。保険や見積で有効。
天井や壁内の音、階下への漏れが疑われる場合は即プロへ。むやみに天井を開口すると費用が跳ね上がります。
自分で直す?プロに頼む?判断基準
DIYで様子見OK | プロを呼ぶべき |
---|---|
軽いトイレ詰まり(ラバーカップで改善) | 階下へ漏水/天井・壁内からの水音 |
パッキン・ナット緩みの修正 | 配管の割れ・継手からの噴出 |
排水トラップ清掃 | 悪臭の逆流・汚水の逆流・電気設備周り |

修理費用の目安と相見積もりのコツ
- パッキン交換・ナット締め直し:3,000〜8,000円
- 軽度の詰まり(ラバカ・薬剤・簡易ワイヤー):5,000〜15,000円
- 高圧ポンプ/本格ワイヤー清掃:15,000〜40,000円
- 配管交換・壁開口を伴う修理:30,000円〜10万円以上
深夜・早朝は割増が発生しがち。依頼前に「出張費」「見積料」「キャンセル料」「夜間加算」の有無を確認し、可能なら相見積もりを2社以上取りましょう。
信頼できる業者の選び方(悪質回避)
- 料金表示が明確:基本料金+作業費+部品代が事前に分かる。
- 支払い方法:カード・電子決済に対応。領収書の発行。
- 作業保証:再発時の対応・保証期間の明記。
- 口コミ・実績:施工事例やレビューが豊富。
- 電話対応の丁寧さ:症状のヒアリングと概算説明が論理的。
「今だけ半額」「無料点検」を強調し、現地で高額な追加費用を迫る手口には注意。見積書の項目が曖昧ならいったん保留が正解です。
水漏れと火災保険の関係
水道トラブルは建物や家財の損害が発生すると、契約内容により火災保険(破損・汚損等、漏水による損害など)が対象になる場合があります。
- 漏水で床・壁・天井のクロスや下地が破損した
- 家財(家具・家電)が水濡れで故障した
ただし経年劣化・施工不良・自己過失は対象外が一般的。修理前に写真・動画・見積を揃え、保険会社へ確認しましょう。
保険関連の詳しい解説:
よくある質問
Q. 市販の薬剤で詰まりが一時的に解消します。使い続けてOK?
A. 繰り返し使用は配管を痛める原因に。再発するなら機械洗浄やワイヤー清掃を検討しましょう。
Q. 階下に漏水させてしまいました。最初にすべきことは?
A. 直ちに管理会社・大家・相手方へ連絡し、同時に業者手配。保険(個人賠償)や火災保険の適用も確認を。
Q. 修理前に保険会社へ連絡しないとだめ?
A. 安全確保が優先ですが、原則修理前の証拠が必要。写真・動画・見積を揃えてからの連絡がスムーズです。
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関連記事(内部リンク)
まとめ
水道トラブルは止水→記録→判断→依頼の順で動けば被害を最小化できます。費用を抑えるコツは、相見積もりと悪質回避の見極め。被害が建物・家財に及ぶ場合は火災保険も検討し、証拠を残してから申請しましょう。
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