ニュースでミャンマーでマグニチュード7.7の地震が発生し隣国タイでビルが崩壊するなどの報道がされています。そこで、地震について深堀していきます。
そもそも地震ってどうやって起こるの?
- プレートの動き: 地球の表面には「プレート」と呼ばれる大きな岩盤がたくさんあります。これらのプレートが動いたり、ぶつかったりすると、地震が発生します。特に日本はプレートが重なる場所にあるので地震が多いです。
- 断層のずれ: 地下の「断層」という岩盤の割れ目が、押されたり引っ張られたりして急に動くと、地震が起きます。
- 火山活動: 火山が噴火するときに、地下のマグマやガスが動いて地震が発生することがあります。
- 人工的な原因: 人間の活動、例えばダムの建設や地下資源の採掘による影響で小さな地震が起こることもあります。
ニュースなどでよく聞くのは、上記1のプレートのストレスが耐え切れずそのストレスが解放されてときに大きな地震が来ると聞きます。地震の揺れ方についてつぎは深堀
地震の揺れ方にどのような特徴があるの?
地震の揺れ方にはいくつか特徴があります。揺れ方は震源の深さや地震の種類、地盤の条件によって異なります。
- 初期の揺れ(P波):
- 地震が発生した瞬間に、最初に到達する揺れです。
- 「縦揺れ」とも呼ばれ、上下に揺れることが特徴。
- 一般的に速度が速いですが、振動は弱いことが多いです。
- 後に続く揺れ(S波):
- P波の後にやってくる揺れで、「横揺れ」が特徴。
- 揺れの方向が左右や前後になり、より大きな振動を感じやすい。
- S波は速度が遅いですが、破壊力が強いことがあります。
- 表面波:
- 地表を伝わる揺れで、震源から遠い場所でも大きく揺れることがあります。
- 波の動きに似ており、地面がぐねぐねと揺れるような特徴を持つ。
- 震源の深さ:
- 浅い震源の場合、短く鋭い揺れを感じることが多いです。
- 深い震源では、ゆっくりと長時間揺れる傾向があります。
- 地盤の影響:
- 固い地盤では揺れが短く鋭い一方、柔らかい地盤では揺れが長く続きます。
- 海岸や砂地では揺れが特に大きくなることもあります。
震源の深さ・地盤の固さなどにより変わるため、今いる場所によって揺れ方はバラバラということになります。最近では、地震が来る直前に緊急地震速報がきたりしますが、これはどのような仕組みなのか調べてみました。
緊急地震速報ってどんな仕組み?

- 気象庁が地震を感知: 地震が発生すると、気象庁が地震の揺れ(P波)を検知します。このP波のデータをもとに、震源地や地震の規模を素早く計算します。
- 通信キャリアに情報を送信: 気象庁は、震度5弱以上の揺れが予測される場合に、各通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)に緊急地震速報を送ります。
- 携帯電話に配信: 通信キャリアは、対象地域にいる携帯電話に一斉にアラームを送信します。このアラームは、特別な警報音とともに「強い揺れに備えてください」といったメッセージを表示します。
このシステムは、地震の強い揺れ(S波)が到達する数秒から数十秒前に警告を出すことを目的としています。ただし、震源地に近い場合は、揺れが警報よりも先に来ることもあります。
緊急地震速報は、日本独特の先進的な防災技術で、世界でも注目されているそうです。
地震についての豆知識
- 地球以外でも地震が起きる: 地震は地球だけのものではありません!例えば、月でも「月震」と呼ばれる揺れが起きることがあります。これはアポロ計画で発見された現象で、月の内部が冷えたり、隕石が衝突したりすることで発生します。
- 日本の地震の多さ: 日本は世界の地震の約10%が発生する場所です。その理由は、日本が「4つのプレート」の境目に位置しているためです。これにより、地震が頻繁に起きます。
- 世界最大級の地震: 歴史上最も大きな地震は1960年にチリで発生したもので、マグニチュード9.5を記録しました。この地震は津波を引き起こし、遠く日本やアメリカにも影響を及ぼしました。
- 「地震雲」の噂: 地震の前に不思議な形をした雲が現れるという噂がありますが、科学的な証拠は見つかっていません。それでも、一部の人々は観察を続けています。
地震について、色々調べてみると新しい発見があり、緊急地震速報は日本独自のものであるのは、豆知識にも書いていますが、日本は世界の地震の約10%が発生しているからだとうなずけます。
それでは、皆さんも地震・雷・火事・オヤジ?にはご注意ください。バイビー👋
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