食中毒の原因とは?代表的な菌・ウイルス・予防法をわかりやすく解説

食中毒 生活

仕出し業者の弁当を食べて食中毒にかかったニュースから食中毒にはどのような原因があり

それらに対してどうしたらいよいのか深堀していきます。

まずはじめに、食中毒を引き起こす原因について

主な原因として、細菌、ウイルス、寄生虫、化学物質、自然毒などがあります。

細菌:腸管出血性大腸菌(O-157)・黄色ブドウ球菌など

ウイルス:ノロウイルスなど

寄生虫:アニサキスなど

化学物資:殺菌不十分な井戸水など

自然毒:フグやキノコなど

データから見ると8割以上が細菌・ウイルスによる食中毒のようです。

細菌による食中毒を深堀

細菌で多いのが、カンピロバクター・ウェルシュ菌・サルモネラ菌・腸管出血性大腸菌(O-157)

・【カンピロバクター】 約8.5%※

 ・原因:食品の中でいうと鶏肉・牛レバーから最も検出されています。

 ・対策:生あるいは加熱不十分の鶏肉や内臓肉を食べることは控え、食肉は十分に加熱しましょう

【ウェルシュ菌】  約12.3%※

 ・原因:人や動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布しています。

 ・対策:原材料の野菜などは洗浄によりウェルシュ菌芽胞を除去。調理後なるべく早く食べる。

     再加熱する際は食品の中心部まで十分に加熱します(100℃での加熱を数分以上)。など

【サルモネラ菌】  約2.7%※

 ・原因:主に加熱不十分な肉や卵などの食品です。また、サルモネラ菌を保菌した人や動物との

     接触によっても感染します。

 ・対策:食肉や卵は中心温度75℃以上で1分以上加熱。卵は新鮮なものを購入し、

     賞味期限内に消費する。など

【腸管出血性大腸菌(O-157など)】 約0.9%※

 ・原因:病原大腸菌に汚染された生肉や水、野菜などを直接または間接的に摂取することで経口感染

 ・対策:焼肉などでは、生肉専用の箸やトングを使い、食べる箸と使い分けるなど

つづいてウイルスによる食中毒の原因

ウイルスのほぼと言っていいほどの割合はノロウイルスです。

【ノロウイルス】 約61%※

 ・原因:汚染された水や食品(特に二枚貝など)を十分に加熱せずに食べる。

     ノロウイルスに感染した人の便や嘔吐物を処理した際、ウイルスが手や物品を介して

     ヒトからヒトへ感染する。

 ・対策:調理前、トイレの後、次の調理作業に入る前などには、石けんを使って手をよく

     洗いましょう。

     食品は、中心部まで十分に加熱しましょう。特に、二枚貝等のノロウイルス汚染の

     おそれのある食品は、中心部が85~90℃で90秒間以上の加熱を行いましょう。

     ノロウイルスに感染した人の吐物や便などには、次亜塩素酸ナトリウムを含む

     塩素消毒液を使用しましょう。

※令和6年の食中毒感染者数速報値より。参考https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html

 次亜塩素酸ナトリウムを使用するとき、スプレーで直接吐物などに吹きかけてしまうと

 ウイルスがその勢いで空気中に舞ってしまいますので、キッチンペーパーなどに吹きつけ

 そのキッチンペーパーなどでふき取るように行ってください。

 野田商店がファミリーで感染したときに色々調べた豆知識です。

 皆さんも食中毒は怖いですが、対策をおこない正しく怖がるようにしましょう。

豆知識 仕出し業者ってなに

注文を受けて料理や弁当を調理し、指定された場所へ配達する店やその人。だそうです。

もう一深堀・・・仕出し業者と弁当業者の違い

  • 仕出し弁当は、あらかじめ予約を行うことで懐石料理や和食などの弁当が届きます
  • 宅配弁当やデリバリーは和洋中を問わないさまざまな料理が提供され、使い捨て容器に盛り付けられるため容器の回収がありません

食中毒から仕出し業者まで少し深堀しました。

食中毒はもうこりごりな野田商店からの情報でした・・・バイビー👋

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