子ども服ブランド「BREEZE」、ロンTに基準値以上の【ホルムアルデヒド】が検出されたため、自主回収というニュースを受けまして・・・
そもそも【ホルムアルデヒド】ってなに??ということを深堀したいと思います。
早速、【ホルムアルデヒド】とは
ホルムアルデヒド(化学式:CH₂O)は、無色で刺激臭のある揮発性有機化合物(VOC)の一種で、人体にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
主な危険性
建材や家具から放散されるホルムアルデヒドが原因で、室内空気汚染を引き起こし、健康被害をもたらすことがあります。
吸入による影響:
低濃度でも目や鼻、喉の粘膜を刺激し、涙や咳を引き起こすことがあります。
高濃度では呼吸困難や肺炎を引き起こす可能性があります。
皮膚接触:
長時間接触すると、皮膚炎やアレルギー反応を引き起こすことがあります。
発がん性:
国際がん研究機関(IARC)は、ホルムアルデヒドを「ヒトに対して発がん性がある」と分類しています。
急性中毒:
高濃度に短時間曝露されると、頭痛、吐き気、意識障害、さらには死亡に至ることもあります。
シックハウス症候群:
建材や家具から放散されるホルムアルデヒドが原因で、室内空気汚染を引き起こし、健康被害をもたらすことがあります。
対策としては、ホルムアルデヒドを含んでいないモノを使用するしかないかなと個人的には考えています。
続いて、衣類のホルムアルデヒドの基準は?
今回のニュースでは、【基準値を超えて・・・】というワードがありましたので、基準値について調べました。
基準は、「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」に基づいて設定されています。
- 乳幼児用衣類(生後24か月以下):
- ホルムアルデヒド濃度は 16 ppm以下 に規制されています。
- 乳幼児の肌が敏感であることや、口に入れる可能性があることを考慮した厳しい基準です。
- 一般用衣類(子供・大人用):
- 肌に触れる繊維製品(靴下、寝衣、手袋など)は 75 ppm以下 に規制されています。
今回のホルムアルデヒド基準値以上となっているのは、上記2.の75ppm以下の基準値を上回っていたのだと考えれます。
なぜ衣類からホルムアルデヒドが出るの?
衣類関係の防縮・防しわなどの目的でホルムアルデヒドを使って加工ものがあるとのことです。しわを防止したり縮むのを防止したりさせるためにホルムアルデヒドを使用しているみたいです。
しかし、ホルムアルデヒドは水に溶けやすいため、洗濯することで濃度を減らせるとのことです。

野田商店も小さい子供がいるため、このようなニュースは敏感に反応してしまいますが、企業側としては、自主回収を判断する上で、ブランドイメージが悪くなるや、回収費用等検討課題は多かったと思いますが、購入し着用するお子さんのことを第一に考え自主回収される判断をなさった事を、野田商店個人的な意見としては、大変ありがたく感じます(一親としての意見です)。
豆知識 ppmってなに??
PPMは「Parts Per Million」の略で、濃度や割合を表す単位の一つです。1ppmは全体の中の100万分の1を意味します。
今回の基準値である。75ppmというのは100万分の75という、とてつもなく小さな値の基準だった事がわかります。
以上、ホルムアルデヒドとは??でした。 バイビー👋
コメント