ペットが壁や床をボロボロに…これって保険で直せる?
可愛いペットも、時にはおうちの“破壊者”になります。
「壁紙を引っ掻いた」「フローリングにおしっこされた」「柱が噛まれて削れた」などなど、実は多くの飼い主さんが経験しています。
そこで気になるのが…
🐶「火災保険で直せるの?」
答えは残念ながら「NO」です。
火災保険では、ペットが原因の破損は対象外なんです。
【なぜ?】火災保険でペット被害は補償されない理由
火災保険はあくまで「突発的かつ偶然な事故(火災・風災・水漏れなど)」に備える保険です。
つまり、予測できる範囲の「日常的な損耗や破損」は対象外。
ペットによる破損は、契約者(飼い主)の管理下にあるとされるため、「自己責任」とみなされ、保険の適用外とされるのが一般的です。
じゃあどんな保険なら補償されるの?
- ペット保険の中の特約
一部のペット保険では、ペットによる家具や建物の破損を補償する「損害賠償責任特約」や「飼い主賠償責任保険」がつけられることがあります。
ただし、飼い主以外への損害に対する補償が中心です。
例:よその家のソファを破いた → 補償対象
自宅の床を掘った → 対象外が多い
- 家財保険・個人賠償責任保険との組み合わせ
オプションでペットによる損害もカバーできるものがありますが、加入時に要確認です。
最近ではペット向けの住宅保険パッケージも登場しています。
【豆知識】火災保険でよく勘違いされる例
ケース | 火災保険の補償対象? |
---|---|
犬が壁を引っかいた | ❌ 補償対象外 |
台風で窓ガラスが割れた | ✅ 補償対象 |
給湯器が漏水して床が傷んだ | ✅ 補償対象(※プラン次第) |
子どもが壁に落書きした | ❌ 補償対象外 |
ペットが電気コードをかじって火災発生 | ✅ 火災による損害は補償対象 |
【まとめ】火災保険は“自然災害用”、ペットの補償は別で準備!
保険種類 | ペットによる自宅被害 | 備考 |
---|---|---|
火災保険 | ❌ 対象外 | 日常の損耗やペット破損はNG |
ペット保険 | △ 外部被害はOK | 飼い主以外への損害が中心 |
個人賠償責任保険 | △ 他人への損害に限る | 自宅は補償対象外が多い |
専用ペット住宅保険 | ◎ 自宅も対象 | 限定的だが補償範囲広い |
【チェックしよう】今の保険、ペットの破損に対応してますか?
もし今、火災保険しか加入していない場合は、一度「ペットによる自宅破損への補償が必要か?」を見直してみるのがおすすめです。
- ペットが自由に家の中を移動しているか
- 過去に破損トラブルがあったか
- リフォーム費用が高額になる可能性があるか
- 保険会社の特約内容が充実しているか
\補償対象がわかる無料見積りで安心を/
「我が家の場合は対象になるの?」と悩む方は、無料の一括見積りサービスで比較してみるのが手軽で確実です。
コメント