AIが教えてくれるのは、ペースや心拍、フォームの「数値」。
けれど、走り続けて気づいたのは、数字じゃ測れない“心の変化”こそが本当の成長でした。
今回は、AIと共に走ってきた10話のラストとして「心のデータ」をテーマにお届けします。
🏃♂️ データの中にある、見えないもの
AIがくれるのは「正確な分析」や「記録の積み重ね」。
でもある日、ふと立ち止まって思ったんです。
——タイムは縮んだけど、
心は前に進めてるだろうか?
数字は確かに便利。けれど、人の心はいつも「揺れ動く」もの。
AIの冷静なデータの裏で、自分だけが知っている“感情の波”があるんです。
💡 AIがくれた、静かなヒント
データを見返すと、そこには「成長の形」が見えてきます。
たとえば、ペースが遅くても呼吸が安定していた日。
走る時間が短くても、気持ちよく終われた日。
AIはその一つひとつを「変化」として残してくれる。
そして、それを見返すたびに気づくんです。
「前に進む」とは、速くなることじゃなく、続けることなんだ。
❤️ 数字に表れない“心のデータ”
マラソンを続けていると、
どうしても「結果」ばかり見てしまう日があります。
でもね、
たとえタイムが落ちても、
「今日も走ろう」と思えた自分がいれば、それで十分。
やめなかった日が、いちばん誇らしい。
それが、AIには残らない“心のデータ”。
🌅 走り続ける理由は、AIの向こうにある
AIは「記録」を残す。
でも人間は、「記憶」を残す。
どんなに進化したAIでも、
心が動いた瞬間までは記録できません。
だからこそ、私たちは走りながら“感じる力”を育てていく。
データに頼るのではなく、
データと一緒に走る。 その関係こそ、AI時代のマラソンの在り方だと思うんです。
🏁 数字より大切な「続ける心」
AIが見ているのは“数値の成長”。
でも、自分が感じるのは“心の成長”。
完璧を目指さなくてもいい。
ゆっくりでも、自分のペースでいい。
その日その日の「心のデータ」を積み重ねることが、
いちばん確かな成長につながる。
止まらない足より、止めない心を。
それが、AI×マラソンのラストにたどり着いた答えです。
▼ AI×マラソンシリーズ
- Vol.8|走るたびに見えてくる「自分のペース」
- Vol.9|止まらない足、止めない心。
- Vol.10|数字じゃ測れない走りの成長(今ここ)


🏃♀️ AI×マラソン|野田商店
データの向こうにある“心の成長”をこれからも。



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