DIYで自宅を少しずつ快適にカスタマイズする人が増えています。しかし「棚を取り付けたら壁に大きな穴が空いてしまった…」なんて経験はありませんか?
そんなとき「火災保険で修理できないの?」と気になる方も多いでしょう。

火災保険で補償される基本的な考え方
火災保険は火災だけでなく、台風や水害などの自然災害や偶発的な事故による損害も対象に含まれることがあります。ただしポイントは「偶然性」や「予期せぬ事故」です。
DIY中の自分のミスによる破損は基本的に補償対象外になります。
補償される可能性があるケース
- 台風や強風で壁が破損し、穴が空いた場合
- 子どもが誤って物をぶつけて壁を壊した場合
- 隣家の物が飛んできて壁に損害を受けた場合
- 「破損・汚損特約」が付いており偶発的な事故と認められる場合
補償対象外になるケース
一方で、以下のような場合は火災保険の対象外となることが多いです。
- DIY中にドリルや工具を誤操作して穴を空けた
- ビスを強く打ち込みすぎて壁材が割れた
- 経年劣化や構造的な弱さによる破損
- 意図的に壊したケース
DIYで直せる?プロに依頼すべき?
壁に小さな穴程度なら補修パテや壁紙シートでDIY修繕が可能です。
しかし下地材まで破損している場合はプロの修繕を依頼した方が安心です。
DIY補修の失敗で被害が拡大すると、保険請求もしづらくなるため注意が必要です。
🔥 DIY×火災保険シリーズの関連記事はこちら DIYで壁に穴!火災保険は使えるの?
火災保険チェックポイント
- 「破損・汚損特約」の有無を確認
- 偶発的な事故まで補償対象か約款で確認
- 修繕費用が少額なら保険を使わない方が有利な場合も
- 迷ったら写真を添えて代理店に相談

まとめ:DIYは楽しいけれどリスク管理も大切
DIYで棚を取り付けた際の壁の穴は、自分のミスなら原則対象外ですが、災害や第三者による破損なら補償の可能性があります。
小さな穴ならDIYで直せますが、大きな破損はプロに依頼すべきです。
DIYを楽しむ方こそ、火災保険の補償内容を確認しておきましょう。

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