最近のクルマは、勝手に止まり、車線をはみ出さず、前の車との距離を保つ。
でも、それは「考えている」からではありません。
まずは「見ている」からです。
クルマには、目と耳がある
今のクルマには、主に3つのセンサーがあります。
- カメラ(目)
- レーダー(距離を見る)
- 超音波センサー(近距離を見る)
この3つが組み合わさることで、クルマは周囲を把握しています。
① カメラ|人間の目に近い役割
フロントガラスの上部についているカメラ。
これは白線や歩行者、信号などを認識します。
ただし、雨や逆光には弱い。
つまり、万能ではありません。
② レーダー|距離と速度を測る
バンパー付近についているミリ波レーダー。
これは前の車との距離や速度差を測ります。
夜や霧でも強いのが特徴です。
ただし、細かい形までは分かりません。
③ 超音波|駐車の味方
駐車時に「ピーピー」と鳴るあれです。
近距離の障害物を検知します。
でも高速道路では使えません。
クルマは“総合判断”している
大事なのはここです。
クルマは、ひとつの目だけで判断しているわけではありません。
カメラ・レーダー・超音波の情報を組み合わせて、「今何が起きているか」を推測しているのです。
でも、これはまだ「推測」です。
本当に理解しているわけではありません。
だからこそ、限界がある
白線が消えたら?
豪雨だったら?
想定外の動きをする歩行者がいたら?
センサーは混乱します。
AIは万能ではありません。
“考えているように見える”だけです。
AI×LIFE視点
ここが、生活者として一番大事な視点です。
クルマは優秀になった。
でも、完全ではない。
だから私たちは、
「任せる」のではなく、
「支えてもらう」
この感覚がちょうどいい。
次回予告:
センサーの情報は、どうやって「判断」に変わるのか?
AIの“脳みそ”の話をします。




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