えっ!?壁に大きな穴…これって保険で直せるの?
「ドンッ!」という音のあとに、子どもが転んでリビングの壁に穴…。
慌てて確認すると、石膏ボードが割れて中が見えている状態。
こんな時ふと思いませんか?
「これって…保険、使えないのかな?」
火災保険の“破損・汚損補償”がカギ
実はこのケース、火災保険の「破損・汚損補償」が適用されることがあります。
たとえばこんな例:
- 子どもがぶつかって壁に穴が開いた
- おもちゃが飛んで壁が割れた
- 室内でボール遊びをして窓ガラスが割れた
これらは日常生活での突発的な事故として扱われ、
破損・汚損補償の対象となることがあるんです。
加入している保険をまず確認しよう
保険の補償内容によっては、破損・汚損補償がオプション扱いになっている場合もあります。
保険証券や契約書を見て、以下をチェックしましょう:
- 「破損・汚損」が補償対象に含まれているか
- 自己負担額(免責金額)がいくらか
- 経年劣化や故意でないか
実際に保険を使うとどうなる?
火災保険を使って修理する場合の流れは以下のとおりです:
- 保険会社に連絡(事故受付)
- 必要書類の提出(写真や修理見積もり)
- 保険会社の審査(場合によっては調査員の訪問)
- 給付決定後、指定口座へ振込
ちなみに賃貸物件でも、入居者が火災保険に入っていれば
原状回復費用をカバーできるケースもあります。
注意点:すべての穴が補償対象になるわけではない
以下のような場合は、補償されない可能性があります:
- ペットが引っ掻いた・噛んだなどの継続的な損傷
- あきらかな経年劣化や老朽化
- 故意に壊した(わざと蹴った等)
補償の判断は保険会社ごとに異なるため、まずは確認が大切です。
さいごに|迷ったら「問い合わせ」してOK
「たった一部の壁なのに…」と思って放置するのは損です。
火災保険は“使っていいもの”です。
今はLINEで相談できる保険会社も増えているので、
気になることがあれば、気軽に問い合わせてみましょう。
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